【レザー製スタンディングポーチ】【ヴィンテージリバイバルプロダクションズ】

  1. レザーポーチ/革ポーチ


タイム&エフォートにぶらぶらしに行ったついでに、ヴィンテージ・リバイバル・プロダクションズ(以下VRP)というブランドのスタンディングポーチを購入しました。何となく面白そうという理由での購入です。こういう買い物も良いものです。

スタンディングポーチとは?

スタンディングポーチという言葉自体を耳にしたことがなく、この形状の革小物も初めて見るのですが、スタンディングポーチという名が示す通り、中が空っぽの状態でも

こうして自立させることができます。ありそうでなかった商品です。

底部のみマチが確保されており、そのマチからは

なかなかの収容量を予感させますが、中に平べったいものしか収容しないのであれば、

これくらいぺったんこにもなれます。

表情選び

このスタンディングポーチが気に入り、色も青と決めた後、革製品購入時の最後の楽しみでもある表情選びとなるのですが、今回この製品は在庫が二つのみでした。

私はレザーの表情が均一過ぎないほうが好きなので、いつもムラ感の強いものばかりを選んでいます。

トラ大好き、血筋大好きです。

そのため、今回も

このように全体的によりムラ感のあるほうを選びました。型押しでもないのに隅から隅まで均一な表情というのは、どうももったいなく思えてなりません。

少し気になった点

こんな素敵なスタンディングポーチですが、気になった点が二つありました。

・シュリンクレザーを名乗っていること
・VRPが原皮の産地を把握していないこと

この二点です。

まず、シュリンクレザーについてですが、私が持っている革製品でシュリンクレザーを使用しているものは全てペリンガー社のシュランケンカーフということもあり、このスタンディングポーチのシボ感はシュリンクにしては弱い印象が拭えませんでした。仮にこれが

タイム&エフォートではなく雑貨屋で売られていたとして、さらにそこでシュリンクレザーとして売られていたなら、購入していなかったはずです。

シュリンクレザーとは言うまでもなく、シュリンク剤を使って強制的にシュリンクさせたレザーを指します。しかし、このスタンディングポーチの表情を見る限りでは、溶剤は使わずにただドラム内で空打ちして出した自シボにしか思えませんでした。もちろん、空打ちの自シボも本来の表情があって非常に素敵です。しかし、それがシュリンクと銘打たれてあると覚えるであろう違和感と同じ違和感を覚えました。カーフとの違いがあるのかもしれませんが、やや気になった点です。

そしてもう一点が、原皮の産地についてです。

シュリンクレザーのこともあって原皮が気になり、VRPに直接電話で問い合わせをさせていただいたのですが、VRPとしては自社製品に使われているレザーの産地がどこなのかは把握していないとのことでした。これは意外でした。

私は鞄や財布などの革小物はピッチーノやgentenや土屋鞄やHERZ等々を愛用していますが、それぞれ供給元まで詳しかったのでそれが当然かと思っていました。また、タイム&エフォートという日本の皮革文化を支えるショップで扱われているブランドだったこともあって、なお意外さが強く感じられました。

さいごに

VRPは社として企画・製造・販売まで手がけているようですが、レザーの産地には頓着していないなど、どちらかというと企画色が強いブランドなのかもしれません。

カラーバリエーションが

豊富であることもブランドの特徴になっているので、日本の伝統や歴史を掲げる従来のブランドにはない持ち味を感じます。まさに新しいブランドなのでしょう。もちろん、そんな新しいブランドだからこそ生まれたスタンディングポーチであることは間違いありません。

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。