【最強のデンタルタフト（スポット歯ブラシ）の選び方】

「歯ブラシに　こだわりつづけ　幾星霜」

そう一句詠みたくなるほど、歯ブラシも

ペーストもいろいろと試してきました。

はい、マツコの知らない世界に出てきた

ルシェロのピセラなんて放送される以前からとっくに箱買いして使っていました。

ルシェロはドラッグストアに売ってないのでもうかれこれ10年ほど通ってる歯医者さんで箱買いしていました。

ルシェロのこれは通常の歯ブラシとしては凄く良いです。

私のお薦めはご覧の通り、

ピセラP-20なのですが、ルシェロでよく言及される嵐の松潤さんがファンクラブ会報で見せていたのは同じピセラのP-10とのことで、基本形状は同一ながらも、幅がP-20よりやや細めになっています。

さておき、今回のテーマは

「奥歯の奥まで磨ける最強のデンタルタフト・スポット歯ブラシ」です。

デンタルタフトとスポット歯ブラシは同じ意味です。

スポット歯ブラシと呼ぶ歯医者さんもいればデンタルタフトと呼ぶ歯医者さんもいたりと、不思議と呼び名に統一感がありませんが、ともかく、通常の歯ブラシと違い、

このように

歯を1本単位で、ピンポイントで攻めることができる歯ブラシを言います。

奥歯の奥に陣取る親知らずのさらに奥側までブラッシングできます。

よく子供たちに「正しい歯磨きの仕方」とか言いながら、通常の歯ブラシで奥歯の奥まで磨くよう指導してたりしますが、実は歯医者さんによると、あんなにヘッドが大きな通常の歯ブラシで奥歯の奥まで磨くのって、そもそも無理がある、とのことです。

確かに、どれほどコンパクトヘッドを名乗っている歯ブラシであってもそれが通常の歯ブラシである以上、本来はスポット歯ブラシで磨くべき箇所を同じように磨こうとすると、

オエッ！！

となるだけです。奥歯の奥まで磨きたいときは、やはりそのために作られたスポット歯ブラシの出番です。

百花繚乱のデンタルタフト・スポット歯ブラシ

そんなスポット歯ブラシも

各社が力を入れていますが、結論から先に言いますと、現状では

ライオンの「クリニカアドバンテージデンタルタフト」が最強のスポット歯ブラシだと思います。

なぜなら、

・毛先が広がりづらい
・毛足が長く一番奥の奥歯の周囲までグルリとしっかり届く
・毛にコシがある

の三点を備えているからです。

クリニカ以外でこの三点すべてを備えているスポット歯ブラシを私はまだ知りません。

毛先が広がりづらい

クリニカのスポット歯ブラシが登場するまで私が愛用していたスポット歯ブラシは、

GVKです。

ただ、GVKはとにかく毛先がすぐ広がってしまい、次から次へと買い換える羽目になっていました。

私はスポット歯ブラシを一回に10分くらい、何かをしながらの片手間でブラッシングしているのですが、クリニカとGVKを比べると

これくらい差が付きます。あっさりヘタってる右側がGVKです。

スポット歯ブラシに限らず、毛先がヘタってしまうと歯ブラシが本来有している機能を発揮できません。

そのため、ヘタりやすいのは致命的とも言えますし、買い換えが必要になるので経済的にも考え物です。

ただ一方で、歯ブラシを次から次へと試してきた私の率直な感想ですが、クリニカのこのスポット歯ブラシはどう考えても耐久性があり過ぎます。

こんなに耐久性を持たせてしまうと買い換えサイクルが伸びてしまいます。

消費者にとっては頻繁に買い換えることなく長く使えるので嬉しい限りではありますが、ビジネス的によくこのような商品を世に出せたものだと思います。

私は他のスポット歯ブラシ同様にクリニカも

複数購入しましたが、いつまで経ってもヘタらないので、次のクリニカの出番が回ってきません。

毛足の長さ

スポット歯ブラシはどれも奥歯のさらに奥側、前歯など各歯の裏側、そして歯間をしっかり磨けるように毛足の長さが確保されていますが、私が知る限り、先述のGVKと並んで

クリニカの毛足がもっとも長いです。

そのため、親知らずがまだ残っている私にとっては、楽に親知らずの周囲を磨ける貴重な歯ブラシとなっています。

スポット歯ブラシというのは奥歯の奥磨きのために作られているのに、毛足が短いとその強みを活かし切れません。

コシがある

歯ブラシにコシがあるという感覚を説明するのは難しいのですが、他のスポット歯ブラシが毛足全体で一つの束としてコシがある一方、クリニカについては毛の一本一本にコシがあってそれがさらに束になってまとまっている感じです。一本一本にコシがあるからヘタりにくいのでしょうか？

その辺はよくわかりませんが、クリニカは毛の一本一本から耐久性が備わっているように感じられます。

さいごに

私の知る限り、クリニカを超えるスポット歯ブラシにはまだお目にかかれていません。

しかも、ドラッグストアで買うと安くても300円近くするのに、アマゾンのクリニカ公式ストアで買うとなぜか35%も値引きされていて、200円ちょっとで買えてしまいます。

下手なスポット歯ブラシを何本も買い換えるより、200円程度で買えて長く使えるこの歯ブラシは本当に敵無しにすら思えます。

ただ、やはりこのスポット歯ブラシについては、利益度外視なんじゃないかと改めて心配になります。

ということで、ほとんど趣味レベルに歯ブラシを買いまくって試している私としては、

クリニカが現時点で最強のスポット歯ブラシと断言できます。